世の中のルール

2005年3月19日 読書
 今日、読書していておもしろい文章を発見したので、ここで紹介したいと思います。レヴィストロースさんっていう、フランスの現代思想の人の話からのエッセンスの抽出ですけどね。
 時代を超えて通用するルールが存在する。そのルールとは、「人間社会は同じ状態にありつづけることが出来ない」ってのと、「私たちが欲するものは、まず他者に与えなければならない」ってことです。
 おぉ〜って感じしませんか?社会ってのは安定するように動いてるように見えて、実は混沌へと向かってるんですよ。確か、エントロピーの法則ってのがこんなこと言ってたんじゃないですかね?全ての物事は混沌へと向かうってさ。そう考えると、社会も科学的な法則が成り立つわけなんですよ。
 どうしてこの法則が成り立つのかってのは、よくわかりません。でも、変化をしなくなった社会が存在することが出来ないってことから、こういう結論が導きだされるみたいですね。
 さて、もう一つのルールなんですけど、欲しけりゃ相手に与えろってのは、なんとなくわかる気がします。相手に与えることによって、関係が不均衡になるわけですよ。その結果、その不均衡を解決するために、与えられた人は何かを与えなくちゃいけないんですよ。返報原則ってやつですか?
 この二つを知ってれば、自分がどうすればいいのかってのも自ずと見えてくるのではないでしょうか?また、物事を大局から眺めたいのならば、極力その物事から離れる必要があると思います。どれだけ遠くから眺めることができるか、それがその物事をどれだけ大きく捉えられるかとつながってくるんだと思います。
 また近々、こんな感じの記事を書きたいと思います。

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